栄養バランス抜群！おすすめのドッグフード5選と選び方のポイントを解説

愛犬の健康と幸せを願う飼い主にとって、ドッグフード選びは重要です。市場にはさまざまなドッグフードがあり、どれを選ぶべきか悩む方も多いです。この記事では、ドッグフードの基礎知識や選び方に加え、年齢やニーズに応じたおすすめ商品も紹介します。

ドッグフードを選ぶ際に最も重視すべきは、原材料と栄養バランスです。必要な知識を得れば、愛犬の健康的な食生活を支えられます。愛犬の年齢や健康状態に合わせ、適切な成分と栄養価を含むものを選びましょう。

おすすめのドッグフードの選び方

おすすめのドッグフードの選び方について以下の順に解説します。

愛犬にとって最適なドッグフードを選ぶ際に参考にしてください。

原材料

ドッグフードの原材料は、愛犬の健康と栄養バランスを左右する重要な要素です。良質なドッグフードには、以下の原材料が含まれています。

タンパク質源として肉類は重要です。鶏肉や牛肉、魚が使われ、犬の筋肉や臓器の発達に欠かせません。
エネルギー源として穀物類が含まれ、米や小麦、とうもろこしが使われます。一部の犬にアレルギーを引き起こす可能性があるため注意が必要です。ビタミンやミネラルの補給には、主に以下の野菜や果物が使用されます。

健康的な皮膚と毛並みを保つためには、魚油や亜麻仁油などのオイル類も欠かせません。消化を助けるプロバイオティクスや、免疫力を高めるハーブ類が含まれます。

原材料の品質や配合バランスは、ドッグフード選びの重要なポイントです。
愛犬の年齢や健康状態に合わせて、適切な原材料を含むドッグフードを選びましょう。

添加物

ドッグフードの添加物は、愛犬の健康に影響を与えます。人工保存料や着色料、香料などの人工添加物は、できるだけ避けましょう。　添加物の中でも注意が必要なのは、以下のとおりです。

愛犬に悪影響を与えるため、上記の添加物が含まれていないドッグフードを選ぶことが大切です。塩分や糖分の過剰添加にも注意しましょう。過剰な塩分は高血圧や腎臓に負担をかけ、糖分は肥満や糖尿病のリスクを高めます。添加物の種類を確認し、愛犬の健康に考慮したドッグフードを選びましょう。

栄養バランス

栄養バランスの取れたドッグフードを選ぶことは、愛犬の健康維持に欠かせません。適切なドッグフードには、成長や健康維持に必要な栄養素がバランスよく含まれています。　年齢やサイズ、活動量に合ったものを選ぶことが大切です。

愛犬の健康状態に応じて、特定の目的に合ったフードを選ぶことも効果的です。
ドライフードとウェットフードは水分量が異なるため、犬の好みや健康状態に合わせて選びましょう。

【年齢別】ドッグフードの選び方

ドッグフードの選び方を、以下の年齢別で紹介します。

子犬用

子犬用ドッグフードは、必要な栄養をバランスよく含み、成長をサポートする高タンパク質・高カロリー設計が特徴です。
小粒で食べやすく、DHAやEPAが配合されているため、脳の発達を促します。カルシウムとリン、ビタミンDが適切に配合され、骨格の発達を助けます。

抗酸化物質も含まれており、全体的な健康維持をサポートします。子犬の活動量に対応する十分なエネルギーが確保され、水分含有量も調整されているので、脱水の予防にも配慮されています。
子犬用ドッグフードは、成長期の愛犬を総合的にサポートする理想的な設計です。

成犬用

成犬用のドッグフードを選ぶ際は、栄養バランスが重要です。以下の点に注意してドッグフードを選びましょう。

成犬用のドッグフードを選ぶ際は、愛犬の活動量や体格に合わせることが重要です。消化しやすい原材料が使用されており、人工添加物や保存料が少ないものを選ぶと安心です。信頼できる品質のブランドを選ぶことで、安心してドッグフードを与えられます。

高齢犬用

高齢犬のための適切なドッグフード選びは、健康維持に欠かせません。加齢に伴う体の変化に対応した栄養バランスや消化のしやすさが大切です。高齢犬用ドッグフードを選ぶ際は、以下の点に注目しましょう。

上記の特徴を持つドッグフードは、高齢犬の健康維持に大きく役立ちます。タンパク質を控えめにすると腎臓への負担を軽減でき、消化しやすい原材料のものを選べば胃腸への負担も軽減できます。
オメガ3脂肪酸は関節の健康をサポートし、グルコサミンやコンドロイチンは軟骨の維持に効果的です。

ビタミンEやビタミンCが豊富なフードは、高齢犬の免疫機能をサポートし、健康維持に貢献します。

【ニーズ別】ドッグフードの選び方

ニーズ別のドッグフードを選ぶ際のポイントは、以下を参考にしてください。

アレルギー対応

アレルギー対応ドッグフードは、愛犬の健康を守るために欠かせません。アレルギーの原因を特定し、避けることが重要です。アレルギー対応ドッグフードには以下の特徴があります。

アレルギーを持つ犬の症状を緩和するのに役立ちますが、すべての犬に適しているわけではありません。獣医師に相談し、愛犬に合ったドッグフードを選びましょう。
アレルゲンを除去した原材料や、限定された原材料を使ったドッグフードも候補に入ります。

減量

減量用ドッグフードは、愛犬の体重管理に効果的で、カロリーを抑えながらも必要な栄養素を含んでいます。
以下は、減量用ドッグフードの主な特徴です。

上記の特徴により、愛犬の体重を適切に管理し、健康的な減量をサポートできます。カロリー制限された低脂肪ドッグフードは、余分なカロリー摂取を抑え、体重増加を防ぐのに効果的です。
高タンパク質・低炭水化物のドッグフードは、筋肉を維持しながら脂肪を効率的に燃焼させる効果があります。

消化不良

消化不良に悩む愛犬には、適切なドッグフード選びが大切です。消化に優しい原材料を使ったドッグフードは、胃腸の負担を軽減します。　高品質なタンパク質源や適度な食物繊維を含むドッグフードや、脂肪分が少ないドッグフードがおすすめです。小粒で柔らかいドッグフードは、消化しやすく、栄養吸収を助けます。

おすすめのドッグフード5選

ドッグフード	対象犬種	生産国	原材料	内容量	特徴	詳細
このこのごはん	小型犬向け	日本	鶏肉(ささみ、レバー)、玄米、大麦など	1kg	栄養バランスが良い	詳細を見る
Obremo	小型犬向け	日本	鶏肉、大麦、玄米など	800g	ラインナップが豊富	詳細を見る
カナガンデンタルドッグフード	全犬種	イギリス	七面鳥、チキン、サツマイモ、ジャガイモ、エンドウ豆など	2kg	口内環境を整えられる	詳細を見る
モグワン	小型向け	イギリス	チキン、サーモン、サツマイモ、エンドウ豆、レンズ豆、ひよこ豆など	1.8kg	愛犬の食いつきを重視	詳細を見る
UMAKA(うまか)	全犬種	日本	鶏肉、玄米、大麦、かつお節、大豆など	1.5kg	国産素材をメインに使用	詳細を見る

このこのごはん

対象犬種	小型犬向け
生産国	日本
原材料	鶏肉(ささみ、レバー)、玄米、大麦など
内容量	1kg
タイプ	ドライフード
特徴	栄養バランスが良い

楽天ウィークリードッグフードランキングの週間1位(※1)を獲得した「このこのごはん」。国産の鶏のささみを主原料として、高たんぱく・低脂肪の健康的な栄養バランスで設計されています。運動不足になりやすい室内飼いの小型犬におすすめです。

青パパイヤやモリンガ、さつまいもなどの天然素材も配合されており、1日の必要な栄養素を賄えます。肉原料は加工されたミールや粉末ではなく原料そのものを使用しているため、香料に頼らず素材の風味が感じられます。粒の大きさは約7～8mmで、小型犬が食べやすいサイズです。

※1 楽天ランキング ドッグフード＞日本 週間ランキング1位 2024年8月21日(集計日8月12日～8月18日)

Obremo

対象犬種	小型犬向け
生産国	日本
原材料	鶏肉、大麦、玄米など
内容量	800g
タイプ	ドライフード
特徴	ラインナップが豊富

累計販売量500万食突破した(※2)「Obremo」。100%生肉を使用しており、素材の良さや風味が生かされています。防腐剤不使用で、酸化劣化の防止や色素体色防止には、天然由来のローズマリー抽出液を使用しています。添加物によるアレルギーや消化不良に配慮した、愛犬の体に優しいドッグフードです。

ラインナップが豊富な点も、Obremoの特徴。鶏肉の他にも、馬肉やまぐろ＆たらなどのバリエーションがあり、飽きを避けられます。同じブランドの異なるバリエーションをローテーションすることで、アレルギー蓄積や胃腸への負担も予防できます。

※2 2021年8月31日～2024年7月14日の累計販売量(1日3食換算)

カナガン デンタル ドッグフード

対象犬種	全犬種
生産国	イギリス
原材料	七面鳥、チキン、サツマイモ、ジャガイモ、エンドウ豆など
内容量	2kg
タイプ	ドライフード
特徴	口内環境を整えられる

獣医師の94％が「良い商品だと思う」と回答(※3)した「カナガンデンタルドッグフード」。 世界的に有名なケアサプリ「プロデン」とコラボしたドッグフードです。天然の海藻を主成分としており、愛犬の健康を内側からサポートします。

たんぱく源として、信頼できる農家から仕入れたターキーの生肉を使用しています。炭水化物源としては、ビタミンやミネラル類、食物繊維が豊富なサツマイモを使用。犬が消化を苦手とするグレイン(穀物)や香料、着色料は不使用で、体に優しい配合です。

※3 当製品を使用した獣医師113名を対象に「健康な犬の飼主から、「当製品を使用してみたいがどう思うか」と相談された場合、当製品を推奨しますか？」と聞き、「（とても)良い製品だと思う」と回答した割合。2021年10月ベッツアイ調べ

モグワン

対象犬種	小型犬向け
生産国	イギリス
原材料	チキン、サーモン、サツマイモ、エンドウ豆、レンズ豆、ひよこ豆など
内容量	1.8kg
タイプ	ドライフード
特徴	愛犬の食いつきを重視

100万人以上の愛犬家・愛猫家に選ばれたドッグフード「モグワン」(2024年2月時点) 。ユーザーアンケートの結果、97％が「愛犬の健康に役立ちそう」と回答しています(※4)。 ヒューマングレードの原材料を使用し、お肉と野菜、果物のバランスが取れた配合です。

主材料のチキン生肉は、こだわり抜いた飼育方法で育った栄養たっぷりのチキンで、愛犬の食いつきが抜群の風味です。もう1つの主原料サーモンはオメガ3脂肪酸を含んでおり、健康維持効果に期待できます。グレインフリーで、穀物の代わりにサツマイモやエンドウ豆を配合している点も、愛犬の体のために嬉しいポイントです。

※4 ユーザー822名に対するアンケート。2021年8月～9月株式会社レティシアン調べ。

UMAKA(うまか)

対象犬種	全犬種
生産国	日本
原材料	鶏肉、玄米、大麦、かつお節、大豆
内容量	1.5kg
タイプ	ドライフード
特徴	国産素材をメインに使用

累計販売数2,000万食(※5)を突破した「UMAKA(うまか)」。九州産華味鳥の生肉を100％使用したドッグフードです。鶏肉は直営養鶏場で海藻やハーブなどの独自の飼料を与え育てており、旨味がぎゅっと濃縮された味わいです。

袋を開けると、かつおぶしの風味豊かな香りが広がります。ヒューマングレードを超える品質で、人間が食べても安心な国産素材をメインに使用しています。AAFCO(全米飼料検査官協会)の総合栄養食基準をクリアした栄養バランスである点も、信頼できるポイントです。

※5 1袋(1.5kg)を60食分(1食25g)として算出

愛犬に最適なドッグフード選びの基礎知識

愛犬に最適なドッグフード選びの基礎知識を、以下の項目別に紹介します。

ドッグフードの種類

ドッグフードには以下の種類があります。

ドライフードは最も一般的で、保存性が高い点が特徴です。セミモイストフードは、柔らかさと保存性を兼ね備えています。ウェットフードは水分を多く含み、食べやすいのがメリットです。生食は加熱処理をしていない生の食材を使用し、手作りフードは飼い主が自ら調理します。

愛犬の年齢や健康状態、好みに合ったフードを選ぶことが重要です。フリーズドライやエアドライの製法が選べるほかに、缶詰やパウチ、冷凍フードなどの形状の違いが選択できます。

ドッグフードに含まれる主な成分と役割

ドッグフードには、愛犬の健康を維持するために必要な栄養素が含まれています。ドッグフードに含まれる成分は以下のとおりです。

たんぱく質は犬の筋肉や臓器の形成・修復に不可欠です。脂質はエネルギー源として重要で、皮膚や毛艶の維持にも役立ちます。炭水化物はエネルギー供給のほか、消化を助ける食物繊維を含んでいます。ビタミンは代謝や免疫機能の維持に必要です。

ミネラルは骨や歯の形成、体液バランスの調整に大きな役割を果たします。水分は、体内の水分バランスを保つために欠かせない要素です。

ドッグフードの保存方法

ドッグフードの保存する環境と条件と、開封後の保管方法について詳しく解説します。

保存する環境と条件

ドッグフードの適切な保存は、愛犬の健康を守るために欠かせません。正しい保存方法を把握すれば、フードの品質を維持できます。保存時は、以下のポイントに注意しましょう。

上記のポイントを守ると、ドッグフードの鮮度と栄養価を長く保てます。臭いの移りやすいものから離して保管することも大切です。

開封後の保管方法

ドッグフードの開封後の保管は、品質維持において重要です。適切な保管方法を守ることで、愛犬に安全で栄養価の高い食事を提供できます。開封後は、必ず密閉容器に移し替え、虫や小動物の侵入を防ぎながら鮮度を保ちましょう。乾燥剤を併用すると湿気による劣化も防げます。

ドッグフードに関するよくある質問

ドッグフードに関するよくある質問は、以下のとおりです。

ドッグフードを食べないのはなぜ？

ドッグフードを食べない理由にはいくつかの要因があります。食欲不振や体調不良は、病気のサインかもしれません。普段と様子が違う場合は、早めに獣医師に相談しましょう。新しい環境に慣れていない場合は、ストレスで食欲が低下します。ゆっくりと環境に慣れさせることが必要です。

ドッグフードにトッピングは必要？

ドッグフードにトッピングは必須ではありません。メリットは、食欲を促進し、栄養を補うことです。偏食や食欲不振の犬には、食事を魅力的にする効果があります。野菜や果物、ヨーグルトなどのトッピングで、追加の栄養を取り入れられます。適切に活用すると愛犬の食事を楽しくし、栄養価を向上できます。

ドッグフードの食べ過ぎを防ぐ方法は？

ドッグフードの食べ過ぎを防ぐには、給餌管理が不可欠です。愛犬の健康を守るためにも、食事の量や与え方に注意しましょう。以下の方法で食べ過ぎを防げます。

上記の方法を実践すれば、愛犬の健康的な食生活を維持できます。食べ過ぎを防ぐだけでなく、体調や活動量に応じた調整も重要です。食事前に運動をさせて食欲をコントロールしたり、食後はすぐに食器を片付けたりするのも有効です。定期的に体重を測り、必要に応じて食事量を調整しましょう。

複数の愛犬がいる場合、別々に食事を与えることで食べ過ぎや取り合いを防げます。食事中は目を離さず、様子を見守ることも大切です。

まとめ

ドッグフードの選び方と与え方において、重要なポイントを紹介しました。愛犬の健康と幸せを優先した、適切なドッグフード選びが大切です。ドッグフードの種類や成分を把握し、原材料や添加物、栄養バランスを確認しましょう。年齢や個々のニーズに応じた選択が、最適な栄養供給につながります。

ドッグフードの保存方法にも気を配り、適切な環境下での保管で品質を維持できます。愛犬が食べない、または食べ過ぎる場合の対策も知っておくと安心です。トッピングの必要性や、危険な添加物への注意も重要なポイントです。愛犬の健康を考慮し、ドッグフードの選び方と与え方を工夫しましょう。